第3回 SNSの活用 〜FBページを使ってファンを獲得するクリニック〜


【SNSはなぜここまで流行っているのか?】
 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、ここ10年で急速に伸びてきたサービスです。Facebook(以下、FB)は現在20億人、世界の人口の1/3が使っていると言われています。SNSはなぜ、ここまで流行っているのでしょうか。SNSの特徴の一つとして、場所を特定せずに世界中の人とつながれる点が挙げられます。同じ趣味を持った人や過去の人(小学校来の友人や知人など)とつながれる点が魅力になっており、企業もSNSをどのように有効活用するかに目をつけて実際に取り組んでいます。


【時代は分散型メディアへ】
 こうした背景から、クリニックもホームページと同じくらいに、SNSを用いた広報活動が大切になってきています。例えば飲食店業界では、「LINE@」を用いて、国内で約7000万人のユーザーがいるLINE上に店舗情報を掲載して、ユーザーにアプローチする店舗が増えてきています。このように多くの人が集まるところ(SNS)で、そのSNSの特性にあったコンテンツを提供することが重要になってきています。


【FBページの特徴】
 現在、主要なSNSサービストとして、LINE、FB、インスタグラム、twitterの主に4つがありますが、ここではFBについて話をさせていただきます。
 FBはご存知のように、実名制で、他のSNSと比較して50代以上のユーザーも多く、情報を中高齢者にリーチさせたい場合にも有益なSNSです。また、FBの商用アカウントには、ホームページの機能を兼ね備えたFBページがあります。FBページをクリニックの第2のホームページとして運用することで、FBユーザーにもクリニックの情報を伝えることができるのです。
 さて、上記のような特徴を持つFBを、クリニックの情報発信としてはどのように活用していけば良いのでしょうか。


【FBページでファンとの距離を縮める】
 ここで1つFBページをうまく活用しているホテル業界の例を紹介します。そのホテルは、ホームページでホテルの客観的な情報(価格・サービス内容など)を掲載しています。一方でFBページでは、スタッフが行っているちょっとしたサービスを紹介しており、接客レベルの高さが伺えるようになっています。また、FBページで集まった「いいね!」へのお礼コメントも投稿することで、ホテルのファンを作り出し、ファンとの距離を縮めています。
 この例にならえば、クリニックがFBページで個別の取り組み(病気に関するプチ医療情報や、院長先生の記事紹介、患者満足度向上への取り組みなど)をブログ記事の更新のように投稿していくことで、患者さんもホームページだけでは知りえなかったクリニックの情報を知ることができ、ファンになってくれる可能性が大いにあるのです。


【運用は、事務の力と連携で】
 FBページの活用方法は分かったけれども、「運用が大変なのでは?」と感じられたり、そもそもSNSは私はやっていないからイメージがしづらいと感じられた先生方もいらっしゃるかと思います。
 ただ、このFBページの運用は、何も先生が全てを行う必要はありません。むしろスタッフの方がSNSには慣れていますので、任せてしまうのも有効な手です。
 またFBには他のSNSとの連携機能があります。例えば、FBとtwitterを連携しておけば、FB上の投稿は自動的にtwitterにも投稿されるといった具合です。そうしますと、クリニックとしてはFBページを運用するだけで、インスタグラムやtwitterなどの他のSNSも運用していることになります。これで一石二鳥、一石三鳥になるでしょう。


【まとめ】
1)SNSの特性にあったコンテンツを提供することが重要になってきています。
2)FBページでは、クリニックの個別的な取り組みを投稿して患者さんとの距離を縮めましょう。
3)SNSの運用は、スタッして協力しSNS間の連携も活用することで効率的に行いましょう。

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